善正寺だより第314号(令和2年2月号)更新しました。
更新日: 2020年01月28日
今年の冬は暖冬。中国武漢からはコロナウィルス肺炎が大流行して、世界中を恐怖に陥れています。丁度春節(中国のお正月)の時期と重なり、大量の観光客が日本を訪問。途中から中国からの脱出や渡航が不可能になりましたが、日増しに患者数は増加。収束する気配がありません。
まさに「一寸先は闇」。世界の国々は「一心同体」であることを知らされます。自国優先の利益追求の先には、地球滅亡の危機が迫っているかもしれません。

ところで私自身の身にも変化があります。先日白内障の手術が必要だと診断を受けました。このまま放置しておくと、やがて運転免許も返上しなければならないとの忠告。わが身の老いはずっと先送りして他人事のように考えていました。
「老・病・死」は、今まさにこの私の上に降りかかり、いつその立場になるとも知らず、ウカウカ過ごしていると痛感。日頃からご法話でこのことをお聞かせいただいているのに、自分の事と受け止められなかった愚かさを反省しました。いつ何時、何が起ころうとも、覚悟を持って日々精一杯勤めたいと心を新たにしました。

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