善正寺だより第344号(令和4年8月号)が更新されました
更新日: 2022年07月27日
コロナ第7波の7感染が急拡大して、全国的に最多数の感染者数を記録しました。今や一日あたり20万人の感染者が出ます。
そんな中でも緊急事態宣言や蔓延防止法なども一切発令されず、国民は「感染予防に努める」と言いながらも日常生活を続けています。
「いつまで続くコロナの恐怖!」と嘆くのは、私だけではありません。

7月8日の安倍元首相の銃撃事件は、世界中に大きな衝撃を与えました。
旧統一教会へ多額の献金をした母親を持つ男が、自分の家庭を壊された恨みを安倍元首相に間違って向けたのが原因でした。
偉大な政治家を急に失ったことは、日本にとっても大きな痛手です。
人の命がこんなにもろく失われるものかと見せて頂きました。
蓮如上人の白骨の御文章「朝に紅顔ありて夕べに白骨と化す」が身に染みます。
また親鸞様がお得度された時の和歌「明日ありと思う心の仇桜夜半に嵐の吹かぬものかは」が実感として受け止められます。
『一期一会』を大切にして、残された一日一日を有難く生きて参りましょう。

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