善正寺だより第351号(令和5年3月号)が更新されました
更新日: 2023年02月27日
梅が薫り、春の兆しが感じられる今日この頃、如何お過ごしですか?
ロシアのウクライナ侵攻は、2月24日で2年目に突入して、先が見通せない状況です。
国連安保理も全く機能せず、最悪の場合は核を使った第三次世界大戦に突入するのではないかという専門家すらいます。
平和ボケに慣れ切った私達には、想像もできない時代を迎えるかもしれません。
どうか子供や孫たちには、戦争の愚かな経験を二度としてほしくないと願うばかりです。

コロナも次第に収束の兆しが見え始め、マスク不要論も飛び出しました。
善正寺でも3月13日(月)午前・午後は『三重組十三日講』をお勤めします。三重組主催の重要な法要です。
450年前に織田信長が当地の一向宗門徒を攻めて、全国を統一しようとした一向一揆に起因します。
その時伊勢長島願正寺では何万人もの一向宗門徒が犠牲者となり,その人たちの追悼法要を勤めるのが、三重組十三日講の意味です。どうかお参り下さい。その後浄土真宗は、全国統一を目指す時の権力者(秀吉対家康)の後継者争いに巻き込まれて、西本願寺と東本願寺に分裂し、現在に至っています。十三日講のご講師は葛野洋明師(龍大教授)です。

また19日(日)は午後より春季永代経。(講師は山田教尚師)。
20日(祝)9時は三全仏教婦人会総会をお勤めします。
皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
写真下2枚は、我が寺を代表する97歳と95歳のお元気なご門徒さん女性。私はこの方々にお育てを頂いています。

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