善正寺だより237号(9月号)発行、左上善正寺だより欄から過去1年分
更新日: 2013年810月29日
手配り、郵送していない方も、是非画面上から過去一年分の「善正寺だより」をご覧下さい。お寺から届ける私達のメッセージです。


☆237号(平成25年9月号)
一面は住職が「自ら生き物を害してはならない、殺してはならない」と題して、平和のありがたさ、地域仏教会主催の追悼法要の意義を説く。裏面の坊守スケッチは「宗教は用意した雨傘ののようなもの」と題して体験を踏まえた感想。安心して歩める人生には、雨傘のような『宗教』が必要。
手書き手紙はアンパンマンの生みの親やなせたかし氏の隠れたエピソード。特攻隊で命を落とした弟。戦中戦後ひもじい体験をしたやなせ氏が、自らを犠牲にしても子供たちに腹いっぱい食べさせたいという願いからアンパンマンを画いた。その主題歌にはやなせ氏から未来の子供たちへの願いが込められている。

☆236号(平成25年8月号)

一面は住職が「限りある生命と知らされ、限りなきいのちとうなずく人生は豊かである」と題して書く。
裏面の坊守スケッチは「生まれてから今日で何日目?]と題して書く。一日一日の充実こそ、よりよい人生につながる。
手書き手紙は、「楽老」の条件は「きょうよう」と「きょういく」。教養と教育ではなく、「今日する用事がある」「今日行く所がある」という意味。体が動けば心が動く。「今日行く所」はお寺であり、「今日する用事」は「聴聞」である仲良し法友3人組を紹介。


☆234号(平成25年6月号)

一面は住職が「ウツも捨てたものではない。真の人生に目覚めるチャンス」と題して書く。

裏面の坊守スケッチは「蜘蛛の糸続編を考える」として、極楽は地獄を上りきったところにあるのではなく、現在あなたが地獄と思っているところでも救われていく道がある。

手書き手紙は、当たり前のことにお礼の言える人間になりたい。権利だけを主張するのではなく、責任、義務もやり遂げられてこそ一人前。気付かぬところで多くの人が支えて下さる。それに感謝できる人になりたい。

新世話方の改選があり、向こう4年間新体制で発足。
3年後の平成28年5月1日に善正寺親鸞聖人750回遠忌法要を勤めることが決定されたニュースなど。

☆233号(平成25年5月号)
一面は住職が「仏様の視線においてこそ『悲しみ}に共感できる子が育つと題して投稿。
裏面の坊守スケッチは「人間のモノサシはこんなもの」と題して投稿。手書き手紙は、家庭法座を紹介。どうぞHPトップ面の善正寺だより欄をクリックして、ファイルを開いてお読み下さい。


☆230号(平成25年2月号)
一面は住職が「ご免なさい」「いいのよ」はお念仏の心と題して書く。
裏面坊守スケッチは「小さな親切は余計なお節介か・」と題して書く。手書き手紙は「猿之助と香川の45年の断絶を経て歌舞伎にデビューした感動の記録を取り上げた。
写真は次男夫婦の第一子樹(いつき)と、元旦会、新年の家族写真などを載せた。

☆229号(平成25年1月号)
一面は住職法話。同級生の死がきっかけに、通知がなく寂しいい思い。また知り合いの広島の坊守さんが癌で亡くなられた訃報通知を受け『一期一会』の貴重さを実感。
裏面坊守スケッチは、息子夫婦と近々同居する老夫婦から「上手くやっていけるか不安」という相談。「ごくらく」と「ごらく」の違いは、「苦」があるかないか。楽しいことばかりではなく、苦労も共に分かち合う姿勢が大事と回答。
手書き手紙は、歌舞伎役者中村勘三郎氏の死去から学んだこと。
400年の伝統に生きる者として「守り伝えていかなければならないもの」と「変えていかなければならないもの」を、見極め勇気をもって新しいことにチャレンジした生き方に感動。
寺に生きる者としてお手本にしたい。
写真は孫の様子と、お内仏報恩講の模様。
今年も一年「善正寺だより」のご愛読よろしくお願いします。


☆228号(平成24年12月号)今年の12月は、先代住職の23回忌、先代坊守の27回忌に当たる。現住職が父親の思い出を語る。「逃げたらあかん、人生の重荷を背負って下さる如来様がおられる」と、父親の苦労話を紹介。
坊守スケッチは、身の上相談から「青い鳥症候群」と題して書く。手書き手紙は英語で伝えた仏教の大事な言葉3つ。「サンキュウ」「アイムソリー」「アイ ラブ ユう」日本語に訳せば「ありがとう」「ごめんなさい」「あなたが大事」。子供たちにもぜひ教えたい。




☆227号(平成24年11月号)今回の目玉は初孫亮ちゃんの寝返りシーンの写真。ジイチャンが目を細めてパチリ。百五銀行で開催された善正寺門徒展の写真も掲載しています。ぜひご覧ください。

☆226号(平成24年10月号)
今回の目玉は、十月一ヶ月間、車で5分の阿倉川駅前百五銀行ロビーで開催される『第2回善正寺門信徒展』。
絵画、写真、布絵、死臭、伊勢型紙、書道など多彩な分野の作品。
住職が撮った孫の写真、若院夫婦の書道の展示。
どうかお楽しみに。お友達とふらっと立ち寄って、一度ご覧下さい。
それと長男の初著書『読んで旅するヨーロッパ』(三学出版)が、日本図書館協会の認定図書に指定。年間6万冊以上発行される新刊書の中で認定を受けれるのは16パーセント。近い将来図書館に並ぶ日が来るかも知れません。

☆225号(平成24年9月号)
今回の長目写真は、朝顔の蔓で作った『亮爾』の文字。
ご門徒のK氏の自宅前には作られた。
今年80歳になられるK氏は、暑い夏の日もせっせと手入れをして、作成。
善正寺の活動に日頃から熱心に協力して下さる篤信家。
アサガオの『亮爾』蔓の前でK氏と善正寺一家が勢ぞろいして記念撮影。その写真を掲載した。
亮爾にとっても最高のプレゼントになったことだろう。

☆224号(平成24年8月号)
1面は住職が「お盆は故郷の音にあい、親に会い、真実のみ親に遇う仏縁です」と題して法話。
裏面の坊守スケッチは「鏡の不思議さ」と題して、外面を映す鏡だけではなく、仏縁を通して内面を映し出す鏡を持とうと提唱。
手書きの手紙は「老いるショックは3度来る」という本をヒントに、若い時からの心の準備。
一面の写真は、生後4ヶ月の初孫亮爾、第8回名古屋別院音楽祭出演、亮爾誕生祝賀会ユラックスでの記念写真。

☆223号(平成24年7月号)
1面は住職が「仏法は苦悩を共に乗り越える智恵を生むエネルギー」と題して説く。「おかげさま」(かみどころじゅう作詩)の詩を紹介「夏になったら冬がええといい、冬になったら夏がええという (中略)親のおかげ 先生のおかげ 世間様のおかげ おかげさまの塊が自分 いくら長生きしても 幸せのど真ん中にいても おかげさまが見えなけりゃ一生不幸」。
裏面の坊守スケッチは「進むも地獄、退くも地獄」と題して、激動トヨタピラミッドを例に下請け企業の苦悩を説く。この事態から『二河白道』の善導大師が説かれた仏法を解説。
手書きの手紙は『キレル老人』のことについて、最近「待てない、我慢できない、止まらない」老人が増えた。戦後核家族が増えて、相手を思いやる心が薄れたのが原因。このままでは老人ホームはジコチュウ老人で溢れて、争いの絶えない住みにくい場所になる。今のうちから「待つ」練習をしよう。

☆222号(平成24年6月号)
1面は住職が『この世に絶対の安心は無い。亡き人が命がけでわが無常をを示し、真の安心を教えてくれる」と題して説く。大震災後100%の安心・安全を国に求めるが、それは到底無理。事故や病気で死ぬ身である私達。亡き人からの命がけの説法こそ、真摯に耳に傾けて、一日一日を大切に生きよう。
裏面の坊守スケッチは『オバアチャンになって気付くこと』と題して、初孫が授かったことで、亡き姑の深い思いやりに気付かされたことを書く。
手書き手紙は、小学生から「お寺の仕事は『イワンの馬鹿』みたいな仕事だね」と指摘され、お寺本来の仕事の意味をはっと気付かされた。お寺の仕事に値段表がないのは、決して見返りを求めてするのではなく、人に喜んでもらい、他人のお役に立つことこそ寺の使命だから。それ以後寺の仕事に誇りをもって、励むようになったことを書く。
行事案内は、6月23日夕方ユラックスで、『亮爾誕生祝賀会&懇親会』開催のお誘い。写真は初節句の祝福を受ける家族写真を掲載した。

☆221号(平成24年5月号)
1面は住職の法話。『人生は苦なりと知らされ、乗り越えて生きる」と題して、被災地気仙沼の女子高生を紹介。彼女は家族8人を大震災で亡くし、たった一人生き残った。1年後の追悼式で「家族と再び会える日まで精一杯生きていく」と力強く決意。失って初めて気付く家族の慈愛。その中で育てられた少女だからこそ言える言葉。家庭の中の人間教育の大切さを訴える。
裏面の坊守スケッチは「余生も元気はつらつイキイキ人生」と題して、しいのみ学園創始者昇地三郎先生(105歳)の人生を紹介。二人の息子さんが重度の障害を持って生まれたことをきっかけに、日本で初の重度心身障害者施設を建設。障害児の自立支援教育に貢献された。現在も「なお世界各国に行って講演活動。「私に余生などない。他人の役に立つ仕事をすることが生きがい」と元気に表明。私達も見習いたい生き方。
手書き手紙は、30代の若者が職場の過重労働が原因で、事故を起こす。それがきっかけで仕事仲間への人間不信からうつ病になる。しかし家族の支えで何とか持ちこたえられる。人間は一人では生きられない。誰かのために、誰かとともに歩む人生は頼もしい。 

☆220号(平成24年4月号)
1面は住職が「人身受け難し 今既に受く 仏法聞き難し 今既に聞く」と題して、初孫誕生を待ちわびる祖父の心境を語る。また相田みつをの『こんな顔で』という詩を紹介。
裏面の坊守スケッチは「聞く心得」と題して、身の上相談者のケースを紹介。一切アドバイスせずに、聞くことに徹して、相談者自らが解決の道を見出すことが大切。
手書き手紙は、東日本大震災から一周年を迎えて、被災地でない人々の、被災者への接し方について語る。何も失っていない者が、何もかも失った人々の心にズカズカと入り込んで「分かる、分かる」を連発したところで、言葉だけが上滑りの安易な慰め。却って被災者の悲しみを増幅。一緒に重荷を背負う覚悟で、長い支援をし続けることが必要と訴える。

☆219号(平成24年3月号)
1面は住職が「子供こそは大人の父、子供こそはいのちのふるさと」と題して、東北の被災地のバナナの少年のエピソードを紹介。ベトナム人記者からバナナを与えられた少年は一人で食べずに、みんなの所に持ち帰った。この話を聞いたベトナム人が感動して少年の下に400万円の義援金。少年の分かち合う心に、日本復興の希望の光を見つけた。大人も子供の独り占めしない美しい心に学ぼう。
裏面の坊守スケッチは、「私の脳トレ」と題して、毎朝お経を歌のようにして散歩する様子を紹介。
手書き手紙は、結婚したばかりの次男の新所帯に、新仏壇を購入した話。親が子供に伝える努力こそが、家族の絆の根幹。息子家族の都合に合わせて参りの日取りをされる門徒さんを、誰もがお手本にしたい。

☆217号(平成24年1月号)
1面は住職の法話。タイトルは「進歩だけが全てではない。同感の世界こそ悲しみを和らげる」。「お経には進歩という言葉が無いので元気がでない」という門徒さんとの会話で、住職がそれにそって説く。
裏面の坊守スケッチは「親鸞」激動篇について。五木寛之氏の筆を通して、親鸞の教えをドラマ仕立てで分かりやすく説く。
手書き手紙は一茶の「めでたさも ちゅうぐらいなり おらが春」の俳句に、一茶の知られざる人生観をとおして、この俳句が生まれた背景を説く。
1月11、12日は報恩講。鎌田宗雲先生をお迎えして一年の最大行事を勤める。夜には琴の雅やかな演奏もある。
今年も皆さんお誘いあわせてお参り下さい。

☆216号(平成23年12月号)1面は住職が「仏法に遇わなければ今の私はない」と題して、広島県に出講した際再会したMさんのことを書く。苦難から逃げずに、泥中咲く白蓮華のような人だと人は讃える。2面の坊守スケッチは「バスに乗り継いで来た鐘撞きの子」と題して。子供の純粋な心情を書く。手書き手紙は「幸せのはひふへほ」をテーマに、幸せとは物質的豊かさではなく、あたりまえの生活を淡々と送るうちに、今が最高の幸せだと気付くこと。そして少欲知足こそ幸せの近道だと説く。写真は10月15日、善正寺門徒50名が、バスで親鸞聖人750回大遠忌法要に団体参拝した時の記念写真を載せる。

☆215号(平成23年11月号)1面は住職が「浄土の教えこそ永遠に死なぬいのち」と題して説く。読者の質問「三蔵法師と曇鸞大師の間には100年の隔たりがあるが、何故お経の中で出会ったように書かれているのか?」に答える形で解説。2面の坊守スケッチは「分かってもらえぬ苦しみ」と題して、医者に自分の病気の苦しみを分かってもらえない人の悩みを書く。手紙は日野原重明先生の言葉「流れに従って流れに任せず」から「自分の運命に従いながらも、向こう岸に渡るという目的を失うなと語りかける。

☆214号(平成23年10月号)1面は住職が「念仏三昧の人は遊び心で尊い姿を見せてくださる」と題して、ご門徒の川崎孝一氏が自宅門前に朝顔のつるで「念仏三昧」の文字を作成。道行く人の話題になり皆さん「南無阿弥陀仏」のお念仏がこぼれる。2面の坊守スケッチは、私の3K『生きる指針』と題して、松原泰道師の3K『感動』『希望』『工夫』に対して、坊守の3Kは『健康』『気遣い』『感謝』。手書き手紙は垂坂山で今年3人目となる自殺があったこと。悩める人の相談相手になりたいという内容。

☆213号(平成23年9月号)1面は住職が「老いは否定的なものではなく、味わいを深めるチャンス。老いてこそ純粋に味わえ、分からんことが多くなり、退屈せず、ますます面白くなる」と平沢興元京大学長の言葉を紹介。2面の坊守スケッチは「法然様と親鸞様の一番の違いは?」と題して書く。手書き手紙にはさだまさし作詞・作曲の「いのちの理由」を紹介。百五銀行阿倉川支店で8月一ヶ月間開催された『善正寺門徒展』について趣旨を説明。「何故お寺以外の場所で開催したか、それは今までお寺とは無縁だった人々に、お寺の絆は幅広く温かいということを知ってもらうための小さな一歩」と解説した。

☆211号(平成23年7月号)
東日本大震災からはや4ヶ月経った。未だに被災地の皆さんの苦しみは続く。源発事故の処理も一向に進まない。先の見えない不安に、日本中がおののく。未曾有の天災、人災にどう立ち向い、何を学べばいいのか、住職、坊守がそれぞれに考えた。震災で大事な家族を亡くされた人々、百か日法要も済まされたが、未だに心の整理はつかないだろう。私達は残された家族にどう寄り添うことが出来るのか?皆さんと共に考えたい。
☆210号(平成23年6月号)、
表面は宮城県名取市在住の島本邦子さん(85歳)の『無常』という詩集を、住職が紹介。東北大震災を直に経験された念仏者の心の中を吐露。裏面の坊守スケッチは「一軒に2台のお仏壇どうしよう?」と身近に起こったご相談から、解決のヒントを提示。
手書き手紙は柴田トヨさん(98歳)の「くじけないで」という詩を紹介。写真は長男本堂披露宴にお手伝い下さった女性人の美しい着物姿を載せています。

☆209号(平成23年5月号)は、長男潤爾と新婦由佳さんの結婚式情報と写真が満載。結婚式を終えた坊守が、母親としての感想を述べる。「冠婚葬祭は、地域の絆の確認」と今回分かった。また「孤掌難鳴」(こしょう ならせがたし)という新婦の衝動の恩師の額字。片方の手だけで、拍手をすることは出来ない。何事も一人では成し遂げることは難しい。協力者があってこそ、事を成し遂げるという意味。人生の門出にふさわしい祝福の言葉。二人はこの言葉を心に刻んで、手を携えて仲良く前に進んで欲しい。

☆208号(平成23年4月号)は、長男の結婚式を4月3日に控え、3月初旬の早目に作成。そのために3月11日の東北関東大震災は全く予想できませんでした。その結果、紙面にはこの事が1行も触れられず、被災された皆様の悲しみ、ご苦労を思うと申し訳ないことでいっぱいです。今後は皆様の荷物を一緒に背負う覚悟で、私達が出来ることを応援し続けたいと思います。日本人は一つ。お互いに助け合いましょう!

☆207号(平成23年3月号)発行。坊守スケッチには故井沢和清氏『あたりまえの』の詩を掲載。あ読んだ方からの反響が大きさに驚きました。これは脳梗塞でリハビリ中の方からの手紙に書かれたもの。是非ご一読下さい。井沢和清氏は『飛鳥へまだ見ぬ子へ』の作者。32歳の若さで癌で亡くなった青年医師。当時テレビドラマ化され、多くの人に感動を与えました。

☆206号(平成23年2月号)の一面は、いのちより大切なものが伝われば、寒さの中に温かさが実感される」と題して、住職がタイガーマスク現象や星野富弘氏の詩について説く。2面の坊守スケッチは「パワースポット寺と呼ばれたい」と、坊守が熱く語る。手書き手紙は、阪神大震災から16年目の今年、防災の基本は自助、共助、公助。「共助の輪」を寺の活動から生み出そうと勧める。

☆205号(平成23年1月号)の一面は、「『一生のいのち』を戴くと気付けば、お念仏がこぼれて下さる」と題して、住職が山陰地方へお説教に行った時の経験談を交えて、法話する。
裏面の坊守スケッチは、「支えあってこその老夫婦」と題して、実家の両親が共に病身でありながら、日々支えあって生きている姿を、娘が間のあたりにして「この両親の子供に生まれてよかった」と感想を述べる。1月は善正寺にとって報恩講月間。皆さんのお参りを歓迎すると締めくくる。手書き手紙は、4月3日の長男結婚式に「おひついっぱいに赤飯を炊いてくるわ。2代に渡って御報謝させていただいて幸せ」というご門徒さんの嬉しいお申し出に感激したことが書かれている。結婚式まで3ヶ月。門徒さん総出でお祝いして下さる。


☆204号(平成22年12月号)の一面は、人生は長さだけではない、深さも幅もあると題して住職が法話。また下段には来年度(平成23年)の善正寺の主な行事予定を掲載。その中に長男結婚式が4月3日に予定されていることを公表。これを見たご門徒さんからはお祝いの言葉が次々に寄せられた。
裏面の坊守スケッチには、「丁度よいと思った時道が開ける」と題して、藤場美津路さんの詩を引用して、坊守がエッセー。
手書き手紙には、ご門徒さんから自発的に「長男の結婚披露パーティは門徒総出で祝おう。そのために本堂で門徒向けパーティを」という意見が出され、寺に住む人間としてありがたく受け止めたとこと。
来年度はかなり忙しい日々が続きそう。コーラスのお世話を終え、新たな出会いが待っている年になりそうだ。

☆203号(11月号)の一面は、故・斉藤亥十二様の思い出を、住職が綴りました。平成の妙好人と呼ぶにふさわしい人です。
裏面は坊守の「期間限定つき楽しみ」と題して、今しか出来ないことを精一杯やろう!
手紙は三重組コーラス8年間の活動のお礼と、今後もこの井戸を汲み続けて欲しいと書きました。
浦島太郎の絵は、宮城県の島本邦子さんから鐘撞きの子供達に送られてきました。

☆202号(10月号)の表面は、住職が「肩の荷を降ろす場所があるからこそ生死を超えて往ける」と題して書く。宗教が支えあいの根底にあり、地縁、血縁の安心感が、肩の荷を降ろす生き方に繋がる。裏面「坊守スケッチ」は、ふれあいを恐れる現代人と題して書く。現代はふれ合いを恐れ、自分が傷つきたくない。他人は敵、ライバルと思って孤立化。これを防ぐには小さい頃からの情操教育が大切。手紙は元マラソンランナー松野明美さんが、ダウン症の息子によって「人生は勝ち負けではない。自分のペースで自分のレースをすることが大切」という人生感を変えられた話。8年間の三重組コーラスの活動が、10月末で善正寺から離れて、三重組主導の新体制に生まれ変わる。8年間のご協力に感謝を申し上げたい。



☆201号は高齢者行方不明事件をきっかけに、人の絆の希薄さの現状を憂いています。仏縁による絆再生こそ望ましい家族のあり方ではないでしょうか?写真は陽光苑誕生会40回目を迎えた時のもの。老人ホーム慰問は、お年寄りの為ではなく、私達の将来へ向けての予習。お年寄りとの交流で、お年寄りの気持ちも少しは分かるようになりました。
ホットニュースでは、友引でも葬式を出しても構わないという、浄土真宗の教えを示しました。日を選んだり、迷信にはとらわれないのが、私達浄土真宗の正しい教えです。


☆200号特別記念号は、三重組コーラスの集大成とも言うべき、
6/27四日市文化会館で開催された三重組お待ち受け法要の写真と、7/7名古屋別院で開催された東海仏教音楽の集いの写真を掲載。

住職表面法話は「共感する心を大切に」と言うテーマ。
裏面坊守スケッチは「初ゼミを聞いた」今まで毎年セミの声を聞きながら、初めて私の心に届いた喜びを記しました。
200号は17年間毎月欠かさず続けた一つの通過点、区切り。
これからも皆さんの応援、お育てを受けながら、事情が許す限り、続けていこう。
「お寺と皆さんをつなぐ心の架け橋」の一助になるのが願いです。

☆199号(7月号)は、5月末の公開法座(中西智海先生)を中心にした写真を掲載。坊守スケッチは、映画「孤高のメス」を見た感想から、「たった一人の本気が、人を集め動かし、組織を変えていく。三重組コーラスの流れもよく似たものだ」と言及。三重組お待ち受け法要を真近に控え、コーラスの熱気が、全僧侶を動かし、同じステージで「音楽法要」をお勤めしたことは、大変意義深いことだと思う。


☆198号(6月号)は、4月25日愛知県体育館で開催された東海教区お待ち受け法要の記念写真掲載。アクセス数も21、000回を超えた。5月30日には午前総会、午後1時より中西智海先生をお迎えして公開法座を開く。二度と聞き逃せない法座。皆さん、お誘いあわせてお参り下さい。
6月27日四日市文化会館で開催の三重組お待ち受け法要も、一ヶ月後に迫った。6月には3回の文化会館でのリハーサルがある。皆さんの気持ちも、次第に盛り上がってきた。

☆195号(2010年3月号)は住職と坊守の2冊目の共著本『虫の眼鳥の眼仏の眼』の紹介写真と、報恩講お朝事の模様の写真を紹介。住職の法話は「無縁社会を生きる人々に、地縁・血縁を超えた新しい法縁の絆を結ぼうと提案。映画「おとうと」を見て、弱者に寄り添う温かい社会であって欲しい」と願う。共著本は定価1200円。寺に申し込めば著者割引で1000円で好評販売中。

☆194号は2010元旦会の写真と報恩講夜の琴・フルート・ピアノによるミニコンサートの写真を掲載。

☆愛読者からの嬉しいお手紙
「新年、報恩講と1月号の記事(私が母を晩年寺で正月を過ごさせたこと)を拝見、坊守さんの母を思う気持ちと、娘を思う母親の心境に感動。自分も4世代同居。大姑、姑、私。悶々としていることばかり。しかし2月号を読んで、一番若い私が最後に残るとは限らない。誰しも明日をも知れない命だ、うかうか過ごしてはならないと気付かせていただきました」。いつも感想を寄せて戴く愛読者さん、有難うございます。皆様からのお声が私達の継続の力になります。
☆善正寺だよりの最新号は、トップ画面の善正寺だよりをクリック。該当する月のファイルをクリックして、画面を大きくしてごらん下さい。

B4が2面(表面は住職担当、裏面は坊守担当)とB5の坊守の手書き毛筆手紙から構成されています。
1993年初回発行から17年間、毎月休まず、今では500部印刷。近所は年当番さんと私達夫婦のバイク便、遠方200部は全国へ郵送。先月号より一部カラー印刷にして、見やすくなりました。ホームページ『善正寺だより』の中のファイルを、クリックして下さい。すべてが大きく見られるようになっています。遠くに住む子供さんにも、おススメ下さい。お寺から投げたメッセージを、皆さんに受け止めて頂き、気軽に相談できるお寺、双方向の『心のキャッチボール』ができるお寺が、夢です。
<ホームページ『善正寺だより』をクリック。ファイルの当月号を再クリックして大きくしてご覧下さい。
過去一年分の善正寺だよりも見られるようになっていますので、是非一度このHP画面からご覧下さい。

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