善正寺だより第299号(平成30年11月号)掲載されました
更新日: 2018年10月27日
いよいよ来月号で善正寺だより第300号を迎えます。
創刊から丸26年。毎月欠かさず発行してきました。
私の人生にとって26年間の歩みでもあります。
いいえ私ばかりではなく、住職共々夫婦の歴史。またご門徒さんや読者の皆様に応援して頂いた皆様との歴史でもあります。

過去26年間には、沢山の方々をお浄土にお見送りしました。
かつて私に「若木」という昭和30年代前半先代住職が仏教青年団と発行していた新聞を「参考にして下さい」と持ち寄って下さったKさんもその一人。昨年86歳で旅立たれました。三重組コーラスの活動から本堂での聴聞まで全ての活動に、真っ先にかけつけて下さいました。
Kさん以外にも寺報を郵送するたびに、畑の野菜やお米を持って、必ず聴聞の座について下さるTさんやYさん。「
高齢でいつまでお寺にお参りできるか分からない」とおっしゃいますが、私には大きな心の支柱になるような方々です。
こういう大先輩に育てられた26年間だったと感謝申し上げます。
これからも健康の許す限り精進して継続します。
どうかよろしくお願い申し上げます。
11月2日(午後、夜)3日(午前・午後)と善正寺の報恩講が勤まります。講師は滋賀県より守快信先生をお迎えします。特に2日午前11時よりお非時があります。どうかお召しあがり下さいませ。

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