善正寺だより第307号(令和元年7月号)が更新されました
更新日: 2019年06月27日
鬱陶しい梅雨の季節到来です。
しかし近頃は梅雨らしい梅雨ではなく、かつて経験したことのない豪雨災害になることもしばしば。
天候のみならず、世間一般の社会現象も、昔からは想像できないような悲しい事件が次々に起こります。
親がわが子を虐待して殺す事件。80−50事件のように、50代の働かない息子が80歳の老親の年金を食いつぶし殺害。葬式の出し方も知らず放置。
エリート家族で何一つ不自由のない生活なのに、引きこもりの子供が親の期待に添いきれず、家族間で引き起こす悲しい事件。
一体何が原因でこんな世の中になってしまったのでしょうか?

すでにお釈迦様は人間の業や悪性を見抜かれています。
「五濁悪世の我等こそ 金剛の信心ばかりなり 長く生死を捨て果てて
自然の浄土に到るなれ」

こんな時こそ、家族が一つになって仏法に心の拠り所を求め、生きる術を見出して頂きたいと思います。
善正寺だよりが、少しでもあなたのお役に立てば、嬉しく存じます。

←前 次→