御堂演奏会七回目三重組コーラス、全国一の最多人数出演
更新日: 2009年11月23日
>☆11月22日、京都西本願寺で開催された御堂演奏会に、三重組コーラスが連続7回目の出演をしました
今年も行きのバスの中で全6曲、2回通して練習。すっかり自信をつけて京都に到着。大渋滞を予想して早めに出発しましたが、1時間半で着きました。御堂演奏会では今年初めてアルトの最前列で指揮者を真近に見ながら、自信をもって歌うことが出来ました。、例年になく三重組コーラスはいい場所に並びました。
「御堂演奏会は一年の締めくくり。お寺の第九のようなものね。お御堂で歓喜の歌を歌えるなんて幸せ!」と一同口々に言いました。
帰りのバスは高速代千円の政策の影響で大渋滞!5時間もかけて京都から戻りました。7年目にして初めての経験。帰りは8時40分小杉着。帰りのバスの中ではお酒ビールも入り、すっかり盛り上がって和やかな雰囲気の中で渋滞もなんのその。運転手のMさんには安全運転で感謝。ご夫婦で参加されたHさんのご夫婦の思いやりには感動。闘病中の奥様と支えてみえるご主人が、仲良く阿弥陀様の前で記念撮影・「ご本山の阿弥陀様が仲人だから最高です!」と喜ばれた。私もお二人の笑顔に、コーラスの苦労が報われました。
今年の京都行きは「行きはよいよい、帰りは恐い」の歌の文句が的中しました。


☆9月30日、近くのS寺で東海ビハーラの集い講演会


今日、近くのお寺で「ビハーラ東海・公開講座」という会に出席し、京都堀川病院元院長の早川一光(はやかわかずてる)先生の講演「病を診る、心をみる〜介護の心〜」を聞いてきた。ビハーラとは古来インドの言葉(サンスクリット語)で、休息の場所、安住などの意味があり、病を治療する医療では不可能な、ターミナルケア現場で仏教の教えの実践する活動として20年ほど前から取り組んでいるものです。

さて、今日の講師・早川一光先生は、京都の西陣で「わらじ医者」として長く地域の人たちを診ながら、身体の診療だけでなくよき相談相手としても関わってこられました。講演活動でも著名です。

今日の講演は、最初「ぼけない音頭」の音楽と共に踊りながら登場、聴衆の場へ足を運んで握手、握手・・・で始まりました。「お坊さんが医者を呼ぶ、とは大体、逆じゃないか?」などととぼけながら、京都の人たちの生・老・病・死を診続けてきた医療現場の体験談が次々と語られました。全てお伝えする訳にはいかないので、要約します。

1.呆けることも悪くない。嫌なことは忘れる、それも上手な生き方です。
2.病も自然、「ガンも身の内から出たこと」とお付き合いする。
3、死も自然のことと受け止める。死を看取る家族に「おかげさま、ありがとう、すまんな」と自然に言えるようにな
ンも身の内から出たこと」とお付き合いする。
3、死も自然のことと受け止める。死を看取る家族に「おかげさま、ありがとう、すまんな」と自然に言えるようになること、それが老熟した人。
4、だが、長い介護の間には、看取る方に心の垢(ストレス)がたまる。看取る若い夫婦の心の影も見える。医者は一緒に歩き、心の憂さも聞く身だと思うようになる。
5、自分自身、80歳を過ぎてからは白衣を着ない医者に。→薬、検査なし→「診る医療から聴く医療へ」→「聴く」=「効(き)く」;一緒に悩む、一緒に歩く・わらじ医者
以上は、話の骨組みであるが、実際は役者顔負けのパフォーマンスで、「おかげさま」の言葉が出たと思ったら、「影を慕いて」の音楽が流れ、指揮者の使うタクトを振って流暢な指揮者のまねをしながら、一緒に大きな声で聴衆を歌わせるように仕向けて、退屈しのぎの間を取る、憎いばかりの演出ぶり。

省みて我々の法話は、何と単調なことだろうか、と反省せざるを得ない。聴衆をあげたり下げたり、笑わせたり、驚かせたり。何と最後は一緒に来た奥さんまで登場させて、用意した色紙を80歳以上の人に配り、奥さんも旦那の日常をちらりとおしゃべりして、辛口のコメントをする奥の手を見せてくださった。ともかく、飽きさせない1時間半の講演だった。(写真は、奥さんのコメントをすまし顔で聞く早川先生)



>☆「三重組第14期門徒推進員養成連続研修会」受講者を大募集!!
毎月27日、連続15回三重組のお寺で、講習や話し合い法座開催。
今まで受講された方から「人生の価値観が変わった」「新しい生き方を模索するヒントが生まれた」「若い時は目を背けていたことが、自分にとってこんなに大切なものかと知らされた」「今までとは違った親身に話を聞いてくれる友達が見つかった」など、仏教を学んで、自分の人生を見直す絶好のチャンス!是非あなたも一度、ご参加下さい。
締め切り6月末日 、受講費5千円(善正寺門徒会計研修費より出ます)、スタート7月27日より
若い時聞いたこと、身につけたことは、「生涯心の杖」になってあなたを支えます。お申し込みはお早めに、お寺まで。

>☆掲示伝道ポスター標語募集
あなたの好きな言葉、心に響く言葉を伝道ポスターにしませんか?
入選作はポスターになって、三重組の各お寺に掲示されます。
選りすぐった作品、一人一件です。締切日6月末日

←前 次→