三度死線をさ迷った前川多恵子先生の講演100名が感動!前川語録掲載
更新日: 2009年10月18日
☆10月18日夜7時半より9時過ぎまで、広島県府中町より前川多恵子先生をお迎えして講演会を開催。
認知症のお母様(86歳)を連れ、自らは酸素ボンベを手放せないお体。
離婚、3度の大手術、大腸がん、脾臓をとり、肝硬変も患う。
今まで受けた輸血は2000人分。多額の医療費を母はお店をしながら払ってくれた。母との旅する時間は一番幸せな時間。
「全国花巡礼の旅」は皆様とのご縁を結んでいただく旅、『人との出会いの旅』でもある。
夜の講演会にも拘わらず、遠近各地から100名以上の人がお集まりいただいた。一同の心の中に何か温かいものが流れた。
講演会のご縁を結んで下さった呉市のTさんに感謝、なまんだぶせんべいを送って下さった姫路のUさんにもありがとう。前川先生親子にはようこそお越しいただきました。本当に有意義な時間でした。心に響くお言葉を沢山戴きました。ありがとうございました。

        《前川多恵子先生語録》

「自分の足りない部分を教えてくれる人こそ、恩人だと気付かされた」

「病気を抱えたままでも、仏法に出会い、穏やかな気持ちになって、幸せ者だと感じられた」

「出会いによって人は変われる」

「恨みを恨みで返さない。気持ちを切り替えて、自分を労わり許すと、素直で楽に生きられる」

「娘を嫁に出すならお寺のそばがいい。これが広島流『土徳』」

「母と二人『花巡礼の旅』。花とは人。人との出会いが私の喜び」

「もう今日ここで死んでもいいと、最後の旅になってもいいと旅に出る。毎日毎日が生きていて良かったという気持ちになる」

「車椅子 押している方が 先に逝く・・認知症の母よりも酸素吸入器を手放せない自分の方が先かも知れない。入院中支えてくれた母を観音様だと思う。母と一緒に支えあいながら旅を続けたい」

「いい人と歩けばお祭りだ。悪い人と歩けば修行だ」(小林ハルさんの言葉より)・・お祭りは一年に一回。修行の方がずっと多い。自分の欠点を教えてくれる舅が、私に修行をさせてくれた」

「パーキンソン病で寝たきりの姑を看病している時代は、いい嫁を演じていた。しかし内なる自分を殺して生きることだった。姑を見送った後、舅との葛藤、二人の子供をつれて家を出て離婚。しかし自分の欠点を教えてくれた舅こそ、私にとっての大切な人だった」

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