初参式に14名の赤ちゃん、仏婦主催降誕会も賑やかに! |
更新日:
2010年04月18日
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☆4月17日午後、三全仏教婦人会主催の初参式が勤まった。同時に降誕会も勤まる。 昨日の初参式は、本堂に溢れんばかりの100名以上の人々で賑やかだった。 少子化と叫ばれているが、14名(男10名、女4名)の赤ちゃんが、お寺に参って下さるとは予想もしていなかった。 「赤ちゃんの力は偉大!」普段お寺に一度もご縁のなかった若いお母さん、お父さんを引き連れての参拝。親子共々一緒に焼香する姿は麗しい。これもお導き下さるお婆ちゃん、お爺ちゃんご先祖方のおかげ。 「今時の若い者は・・・」と非難がましいことを言うが、決して若い人々だけが悪いのではない。ちゃんと指導しなかった親世代の責任が大きい。 お寺に参って手を合わす習慣のあるご家庭では、抵抗なく「初参式」の参加を頂ける。皆さんの顔付きを見ていると何と柔和なこと!我が子、我が孫に寄せる期待の多きことが伺える。 思えば今日初参式に参加した赤ちゃん達が成長して大人になった時、私達老人世代の老後のお世話はこの子達の肩にかかっているのだ。 そう考えるならば、団塊世代の人が年金を自分のことにだけ使うのではなく、未来の子供達のために役立てる心つもりが必要だろう。 「若い者ことは知らん、勝手にしろ。後は野となれ山となれ」では、若い人々もそっぽ向くのは当然。 こうした行事のおかげで、世代間を越えた「いのちのバトンタッチ」の大切さを考えさせられた。 20年以上続く「初参式」。赤ちゃんがいないから止めようと言うのは、主催者側の意識の怠慢。募集して声をかける努力を惜しまなければ、赤ちゃんにも仏縁を結んでいただける。 その後の仏婦主催の降誕会(|ごうたんえ)。赤飯のおにぎりを6升、仏婦の皆さんで手作りしたが、足りないほどの人出だった。嬉しい悲鳴だ。ご講師のK先生の体当たりの熱のこもったご法話にも魅了された。先生ご自身ニトロを持参のお説教。これ以上心臓に負担がかからないよう、2年後も元気なお姿で再会できることをお約束した。(充子)
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