垂坂山風景(その8)今年初の睡蓮が咲く!カワセミの次はキジが登場! |
更新日:
2009年05月22日
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〈その8〉5月22日、朝垂坂山のモネの池で、今年初めての睡蓮の花が咲きました。3つの花が咲いていました。木々の間では「ホーホケキョ」とウグイスが鳴き、調整池では「グウーグウー」とウシガエルの合唱。池のほとりではカメがのっそり歩いていました。今から坂道を登って産卵場所に行くのかな?亀さんも一所懸命生きているのだね。新緑の中、爽やかな風が吹き渡る「地上の楽園」です。
(その7)垂坂山北東の空中ブランコ付近でキジを発見 4月16日午前6時40分頃、珍しい美しい鳥を発見した。よく見るとキジだ。ケーンケーンけたたましく2声鳴く。駄作の歌披露。 「チョコチョコと 見え隠れしつつ キジがゆく 垂坂山にも 日本の国鳥」「ケーンケーンと 鳴かずば麗し キジと女(ひと)」キジは桃太郎にも出てくる国鳥。キジにまつわる諺「頭隠して尻隠さず」長いキジの尻尾は、頭を隠しても草むらから尻尾だけ見せている。「ケンもほろろ」という言葉は、キジの鳴声から来たそうだ。キジのおかげで記事が書けた。お粗末!
strong>(その6)立春前にカワセミが蓮池に再登場、
Kさんが1月30日昼前に撮影。丁度台湾の娘さんが日本帰省中。「まるで娘と一緒にお里帰りをしたよう」と嬉しそうに語られた。カワセミは蓮の枯れた茎に止まって池の魚を真剣な表情で狙っています。鳥も人間も生きるのは必死の思いですね。寒い冬を心通わせながら一緒に過ごしましょう。
(その5)再度カワセミ登場!台湾のカワセミは親娘の心の絆!
垂坂山で今朝、Kさんが写真を下さいました。あのカワセミを何時間もかけて撮影された方です。正直Kさんに教えて戴くまで、私はカワセミの存在すら知りませんでした。青い背中、黄色い腹、一直線に飛ぶ雄姿、あの美しさは一度見たら誰しも忘れられないでしょう。Kさんには、カワセミに特別の思い入れがあることも今日判明。娘さんが結婚されて、台湾大学に奉職、そこの池でもカワセミを撮影されていたのです。異国の地で過ごす娘さんご一家。カワセミは父と娘を結ぶ心の絆! 「お父さんが寂しがるから、私の代わりにカワセミさんお願いね」と娘さんが台湾から遣わした鳥だと考えたら、ロマンがあって素敵です。毎年、夏休みには小学生の子供さを連れて帰省されますが、離れていてもカワセミは、親娘の心をしっかりつないでくれます。(写真左が台湾のカワセミ、右が垂坂山のカワセミ。台湾の方がくちばしが長く、青い色が濃いエキゾチックな感じがします)
(その4)池にホテイアオイの青い花が咲きました
北斜面にあるモネの睡蓮画のような小さな池に、今朝ホテイアオイの花が咲いたことを、陶芸家の方に教えていただきました。早速傍にいってカメラに収めました。ホテイアオイと聞いても、私はどんな植物かも知りません。近づいてみると金魚鉢に入れてある水草だと分かりました。色は薄紫色できれいな花が咲きます。調べてみると、葉柄が丸っぽく浮き袋のようになって、まるで布袋様のお腹のよう。熱帯・亜熱帯から帰化した植物で、繁殖力が強く、覆い尽くすと水流の妨げとなり水を腐らせ、水上交通の妨げになる環境によくない植物です。単純にきれいだなあと喜んでいた私が、もの知らず。亜熱帯の帰化植物が秋になって花を咲かすのは、やはり異常気象というのでしょうか?その意味では、人間に「環境破壊を知らせてくれる貴重な植物」です。
〈その3〉彼岸花なぜに悲願花
先日、愛知県半田市の矢作川流域の200万本の彼岸花を見学した方があった。それは、小栗大三さん(90歳)になられる方が、17年前にたった一人で故郷の風景を大事にしたいという願いから、植え初め、それが市民グループを動かした。住職が担当していた「中部環境大賞」にも選ばれたことがある。今では秋になると、近県各地よりバスを仕立てて大勢の観光客が訪れる。小栗大三さんのたった一人の願いが見事に花開いた歌がある。 「彼岸花 なぜに悲願花 幾年の 念じ来たれば これ悲願花」
〈その2 真っ赤彼岸花が咲いた!〉
真っ赤な彼岸花がちょうど秋彼岸に合わせるかのように咲き揃いました。場所は垂坂山のモネの睡蓮池の階段辺り。あのカワセミを見つけた場所と同じです。目立たない場所ですが、知る人ぞ知るの自然の宝庫です。彼岸花は本当に「律儀な花」ですね。人間が忙しさから忘れていても、秋彼岸の訪れをちゃんと教えてくれるのですから。あなたも彼岸花の思い出はありますか? 〈その1 カワセミ見つけた〉
9月13日朝、垂坂山にカワセミを見つけました。 ご門徒さんの服部香苗氏が、一眼レフカメラで撮影し、メールで添付して下さいました。私も少し前に、北側斜面の「モネの睡蓮池」のような小さい池で、この鳥を見つけました。 野鳥の本によると、金属光沢のある緑色の翼と、コバルトブルーの背中、橙色の腹、黒くて長いくちばしをもつ体調17センチ位の鳥です。 飛びながら「チー」という声で鳴きます。 水面に張り出した横枝や水中の杭、石などの下の魚を探し、水中に飛び込んで餌をとります。 一直線に飛んでいたかと思ったら突然急降下することもあります。 川岸の崖に巣穴を作って繁殖するそうです。 |
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